来ました三章です(−o−)




季節が春になりましたよー。沖田さんと巡察です。春の陽気に思わず足取り弾む千鶴に、

沖田さん「いいよ、急がなくたって。どこか行くあてがあるわけじゃないしね」

なんか優しー?新選組を見た途端慌てる人が!沖田さん曰くそんなのは雑魚だって。

伊東さんも戻ってきたって。沖田さんも帰ってこなくて一向に構わないって。だよねー。

沖田さん「近藤さんは優しいからなあ……。伊東さんなんて、早く斬っちゃえばいいのに」

おお、沖田さんの近藤さん発言&物騒な一言が…

辺りを見回したら薫さん発見!でもすぐ消えて、沖田さんの制止も聞かず駆け出したよ!

追っかけてやっと追いついたけど覚えてますか?って言ったら

薫「ええ、新選組の人と一緒にいた人ですよね。覚えてますよ」

書くとなんでもなく聞こえるけど声めっちゃ動揺してるし、絵も目見開いて驚いてる…

薫「急に声を上げて追ってくるものだから、びっくりしたじゃないですか」

そらそーだ。私だったら逃げる。三条大橋にいたか聞いたら普通に通るところだけど何か問題でも?と、まぁ確かに…

薫「もしかして、あなたが聞きたいのは、夜に行ったことがあるかどうか……じゃないかしら?」

まさか本当に薫さん?と疑いつつ、

千鶴「……もしも、それが秋の晩で、薫さんが新選組の邪魔をしたなら――」

沖田さん「もしそうなら、問題大ありだね。君には死んでもらうことになるけど」

沖田さんが来た!違うって否定するからやっぱり薫さんなわけないですよねって言ったら

沖田さん「どうしてそう思うの? 女の人だから?それとも自分と似てるから?」

そんなに怖い声じゃなかったけど音楽も怖いから責められてるみたいで怖い…

薫さんが逃げるように去っていってもう一回追いかけようか迷ってたら

沖田さん「……こほっ、こほっ! こほっ!!」

って沖田さん!!うわーん!沖田さんがまたしても咳してるよぅ!

しかも何度も!前と違って前屈みになって激しく咳き込んでるし!

近寄ろうとしても来るなって言われるし、治まったら治まったらでいつもどうりになって、

君のせいで走ったからそれで疲れただけとか言うし。

その後は一人で薫さん追いかけたことに怒られました。


夜に昼間沖田さんに言われた【役立たずの子供】って言われたことに落ち込みつつ、寝ようとしたら大きな物音が!

何かと体を起こしたら隊士が一人立ってました。髪白いし目赤いし明らか羅刹じゃん!

……のところがため息みたいな声が聞こえて気持ち悪かった…何も言わないから2回ぐらいなんですかって言ったら

隊士「血……血を寄越せ……」

わぁ、お約束な展開☆特に選択肢出てきてないけど誰が助けに来てくれるんだろう?

まさか自分で斬るとか?平助だといいなぁ。もしくは一君。

隊士「ひひひひ! 血を寄越せえっ!」

気持ち悪い!大声で助けを――と思ったけど羅刹を知らない人にも教えちゃうしどうしようか思ってたら来た!

〔隊士の振るった刀の切っ先が、右の二の腕あたりを斬り裂いていた。〕

え、マジで斬られちゃった?ちょっ!助けは!?

スチル登場血を流して怯えてる千鶴。めっちゃ血出てんじゃん!いくら回復力が高いっつっても大丈夫!?

隊士「おおお、血だぁ……その血を俺に寄越せえぇ……」

ほんと声が気持ち悪い!!声優さんってすごいね!こんなところで実感しなくてもいいと思うけど!

そんな時沖田さんの言葉を思い出した!

沖田さん『妙な遠慮はやめなよ。頼るべきときは、頼ればいいんだからさ』

てなわけで大声で助けを呼んでみました。さぁ誰が来る!?

隊士「ひゃはははははははは!血ぃ! 血だぁっ!!」

〔隊士は畳に這いつくばり、流れ出た血を口にする。〕

もういいってば!気持ち悪いからやめて!!まだ来ない!早く誰か来てって願ってたら

隊士「……足りない。これだけじゃ足りない」

もういいじゃん!更に血に染まった千鶴の腕を見て

隊士「ひひひひひ……それだっ!おまえの血をもっと寄越せえ!!」

はーやーくーだーれーかーきーてー!!

土方さん「おい、生きてるか!?」

ちっ土方さんか。他にも幹部が来てー、

新八っつぁん「こりゃあ、ひでぇ。話が通じる状態じゃねえな」

通じてたら襲われてませんて。

左之さん「そうさな……。ここまで狂われちゃあ、生かしておけないな」

つまり殺すと。みんなが次々に刀を抜いて、

平助「新八っつぁん、左之さん!抜かるんじゃないぜ!?」

やっと平助が出てくれたよ…

左之さん「平助、この野郎!誰にもの言ってやがる!?」

左之さんかっこいいけど槍!?こんな狂った一人のためだけに槍持って全員がかりで殺すの!?

新八っつぁん「羅刹だろうと平隊士に後れをとるようじゃ、組長を返上しなきゃなんねぇぞ」

そもそもたった一人に幹部全員もいる?確かに羅刹強いけど!大勢ならともかく一人だよ!?

ま、みんなで一斉に切り込んで羅刹は絶命しましたよ。

〔こうして事態が収拾され……とは、いかなかった。〕

なんやねん。まだ何があんねん。

〔やはり騒ぎを聞きつけた人が他にもいた。〕

伊東「な、なんなんですか、これは!?」

よりによって伊東さんかよ。まぁ他にそれらしい登場人物もおらんけど。土方さんも舌打ちしてるよ。

伊東「そこの隊士はどうしたんですか!?あぁっ、部屋を血で汚すなんて!なんて下品な!!」

あんたの部屋じゃねーのに。

伊東「幹部がよってたかって隊士を殺して……。説明しなさい! 一体、何があったんです!?」

確かに気になっても仕方ないよね。

山南さん「皆、申し訳ありません。私の監督不行届です」

伊東さんには死んだことになってるのに山南さん出てきちゃったよー!

〔案の定、伊東さんはますます大きな声を出した。〕

伊東「さ、さ、ささ、山南さん!?な、なぜ、あなたがここに……!!」

そりゃ驚くよね。説明は後で、まずはここの始末をつけるって。落ち込んでるっぽい山南さんに

新八っつぁん「山南さんのせいじゃねぇよ」

平助「薬の副作用、ってやつなんだろ?しかたねぇって」

ああ、平助かっこかわいい…伊東さんは何の話か分からなくて慌ててるけど。すぐ冷静になっちゃって、

伊東「私は、山南さんは亡くなったと聞かされておりましたのにねぇ。皆して、この伊東をたばかっていた、と?」

伊東「この伊東は、仮にも新選組の参謀ですよ?その私に黙ってはかりごとを……。納得のいく説明をしてもらえるんでしょうね!」

だって伊東さん怪しいし嫌味だし言いたくなかったんじゃん。あんただって隠れてこそこそしてるくせに。

土方さん「ああっいちいちうるせえんだよ、てめえは。ちっとは黙っていやがれ!」

うん。さっきからすげーうるさいよね。打つのも疲れるし。反論する伊東さんに

近藤さん「まあまあ、伊東さん」

あ、近藤さんも来てたんだ。

伊東「あぁ、なんて野蛮な人たちっ。この伊東、こんな方々と一緒になんていられませんわ!」

最初から来んなバーカ。そのくせ山南さんから事情を説明してもらうって…今すぐ出てけよー。

山南さん「……うぐぅ……っぐぁぁああ!」

山南さんまで!気付いたときには遅くて腕を捕まれた!

山南さん「血……血です」

山南さん「血をください。君の血を、私に……」

山南さーん!!それにしてもなんで千鶴?やっぱり男の血は飲みたくないと?

みんな口でやめろって言ってるけど土方さんが手荒になってもいいから取り押さえろって。

みんなが仕方なく刀を取ってなんかいってるけど平助の

平助「千鶴を殺らせるわけにはいかないんだよ」

と口だけで止めてたときの

平助「山南さん! そいつを離せよっ!」

がめちゃめちゃかっこよかった。平助かっこいー!ところで一君と沖田さんが全くしゃべってないけどいないの?

伊東「君たち、まさか山南さんを……!?勝手なことは、この伊東が許しませんわ!」

千鶴が殺られるっての。何も知らんくせに!近藤さんが危険だからって伊東さん連れてってくれたよ。

相手が山南さんだからさっきの平隊士と違って手こずってる。山南さん強いもんね。山南さんが千鶴の血を舐めたところで

平助「もう許せねぇ!いくぜ、新八っつぁん! 左之さん!」

もう許せねぇとか平助かっこよすぎやって!

いくぜって時に土方さんが止めた。さっき取り押さえろって言ったの土方さんじゃん!

山南さんの様子がおかしいってどうしたんだろ。山南さん叫んでます。

山南さん「……ん……んんん……わ、私は、一体?」

気がついた?なんで?あ、ちゃんと気がついたみたい。

みんなも驚いてるよ。まぁ、考えるのは後でとりあえず後始末だってさ。

左之さんや新八っつぁんが畳やふすまはダメだなって言ってたら土方さんが怪我人は休んでろって。

でもこの部屋は使えないから土方さんの部屋使っていいって。えー、他に部屋ないの?もしくは平助で。

…無理なんですね。決定なんですね。朝、小鳥のさえずりで目が覚めた。

怪我を見たけどもうほとんど治りかけてるって、早すぎだろ!

みんなが気になるから広間に向かってたら中から伊東さんが出てきたよ。しかも平助と一君も一緒に。

なんか上機嫌だしー。何かあったのか聞いたら「知りたい?」「知りたい」「教えない」ウザイ!

伊東「あっはははは!まあ、君にもすぐわかりますわ」

伊東「ねえ、藤堂君、斎藤君?」

何?何やねん!平助と一君の方見たら

平助「……ん、まあ、なぁ」

って!しかも目逸らされた!一君に聞いても

一君「今は知る必要はないと言うことだ」

更に、伊東さんと平助連れてさっさと行っちゃうし!

広間に入ったら源さんと島田さんが声をかけて心配してくれた。

島田さんに傷が痛まないか聞かれたけど治ったとも言えずに傷が浅かったみたいだから大丈夫って言った。

さっきの三人について聞いたら源さんの顔が曇った。何故?

島田さん「実は……伊東さんたちは、ここから出ていくことになったんですよ」

源さん「新しく隊を立てるらしい。新選組とは別に」

うっそーん。平助と一君も?過去回想で…

近藤さん「……御陵衛士、だって?」

伊東「如何にも。この伊東、同志と共にここを出て、孝明天皇の御陵衛士を拝命する所存ですわ」

伊東「まぁ、前々から考えていたのですけれど、あんな場面を見せられてしまったのですから」

伊東「ちょうど良い機会だと思いまして」

伊東「元々、尊王攘夷の志を持って新選組に協力しておりましたけれど、あなたたちとはどうにも水が合わなかったようですし」

土方さん「……理屈はいい。伊東さん、あんた、ようするに隊を割ろうっていうんだろう?」

伊東「隊を割るもなにも、あなたたちのような獣の集団と一緒にいられませんわ」

近藤さん「……まあ、伊東さんがそこまで言うならしょうがない。だが説明したように、今回の事件の大元は幕府の依頼なのだ」

近藤さん「今回のことを外に漏らされては、我々も黙っているわけにはいかない」

伊東「……そこは、取り引きというものですわ。あなたたちは黙っていて欲しいし、私たちは出ていきたい」

伊東「だから出るにあたって、隊士を分けて欲しいと言っているのよ」

近藤さん「……わかった。だが、連れて行くからには本人の承諾をお願いしますよ」

伊東「それはもう、もちろんですわ」

伊東「表向きは協力関係にある……と言う形をとらせていただきますし」

伊東「その方が、お互いにとっても都合がよろしいじゃないかしら……ふふっ」

近藤さん「協力体制なぁ……と言うことだそうだ。トシ、これでいいかい?」

土方さん「……ちっ、近藤さんがそう決めたなら、俺はもう何も言わねえよ」

……長っ!しんどい!これ打つだけで20分はかかった!

最初から新選組に入るなよ!コソコソしてたのもそれか!でもって平助と一君を連れてくなよ!1番と2番に好きなキャラなのに!!

近藤さん好きだけどこればっかりは恨むわ…しかも今後は交流を禁止するって!会えないじゃん!うわーん!

もう私がこれ以上口を出しても決定したことは変わらないからって広間を出た。私が特に気にかかるのは……。

  衛士のこと    隊士のこと

もちろん平助と一君のいる衛士のこと!二人をさがしてると山崎さんが来た。まず怪我を心配してくれた。

平助と一君のことを聞いたら顔が険しくなったけど境内にいるって教えてくれた。早速境内へ!平助も一君もいた!

平助「ははっ……やっぱつかまっちまったか」

当たり前やろ!迷惑だったか聞いたら

平助「……んなことないって。オレもちゃんと話したいって思ってたからさ」

良かったー。

一君「やはり来たか。話があるなら、早く済ませてくれ」

一君は冷たいよー…なんで新選組を離れるのか気持ちを知りたいって言ったら平助は

平助「……伊東さんはそもそも同じ流派の先輩だし、あの人が新選組に入ったのは、オレが誘ったのがきっかけだったわけだしさ」

平助「だから、一緒に行動する義務があるんじゃないかなぁって……そう思ったんだよ」

更に平助は元々尊王攘夷だし幕府の組織の新選組より御陵衛士の方が合ってる気がするって。

嫌だよー。斎藤さんは?って聞いたら

一君「自らの志にそぐうと感じて、伊東派に属することに決めた」

ってあんなに土方さんって言ってたのに!斎藤さんも尊王攘夷派葉なんですかって聞いたら

一君「ああ。近藤さんや土方さんは間違っている。今のまま攘夷を幕府に任すことはできない」

ってすげー仲良かったじゃん!ひどいよー。一君はもうみんなに会えなくてもいいってひ、ひどい…

二人の話を聞いて、私は……。

  残ってください   そんなのひどい

どっちを選んでも好感度上がりそうにないんだけど…素直に残ってくださいで。

まだ間に合うはずだから残ってください!って訴えたら

平助「……そう言うなよ。オレたちだって、昨日今日決めたわけじゃねえんだからさ」

一君「話はそれだけか?ならば、俺はもう行かせてもらう」

やっぱりダメなのか平助…そして一君が冷たいよぅ。もう一回言ったら突き放されたし…

平助君は割り切れるの?って聞いてみたら言葉に出来なくて中庭に行こうって言われた。もちろん行きますけど!

中庭に腰掛けたところでスチル登場!なんか表情が哀しそう、かっこいいけど。

平助「なんかさ……、みんながみんな、伊東さんを嫌ってるんだけど」

平助「オレはさ、伊東さんが全部間違ってるとは思えないんだ」

うっ!嫌ってた…やってみないとどっちが正しいかわかんないしこの国に何が必要か見てみたいから伊東さんについて行くんだって。でもやだよー。

千鶴「わかるよ……でも私は……平助君ともっと一緒にいられたらって……」

平助「うん……ありがとうな。そう言ってくれてうれしいよ」

声がかーなーしーそーうー。

平助「そりゃオレだって、おまえと離れるのが寂しくねぇって言ったら、嘘になるけど……だからって、その……」

顔が赤くて可愛い!そんなに千鶴好きなら行かないでよー

平助「オレだってつらいんだぜ。だけどよ、行くって決めたんだ……オレだって男だからさ」

ううー、結局千鶴も平助君も同じ気持ちってわかったからってさよならしてるし…平助の今までありがとなが刺さる…

あー花咲いた。良かった良かった。ひどいを選んだら一君の好感度が上がるんかな。

平助「それと、ごめんな。おまえの親父さん、見つけるまで付き合ってやれなくて」

そんなのどうでもいいけど!どうでもいいけど!!

気をつけてねって言ったら無駄に命捨てるような真似はしないって約束してくれた。良かったね。


〔それからすぐに、私の怪我は完全に治ってしまった。〕

〔山崎さんたちが、顔を合わせるたびに心配してくれるから、包帯だけは今も巻き続けているけど〕

早いね。でもって山崎さんがいい人だ。まぁ皐月が心酔してるんだから当たり前か。

御陵衛士が離れてったって、屯所ががらんとしてなにかが起こりそうだって。何が起こるんだろうね。


なんか微妙に月日が経って眠れないけど寝なくちゃっていってたら

土方さん「今いいか? ちょっと広間まで来い」

って言われた。羅刹が部屋に来たときと同じ展開だったからちょっとびびった。

お客さんだって誰だろ?父様が来たとか?広間に行ったら近藤さん、沖田さん、左之さん、新八っつぁん、山南さんの幹部勢揃い。誰!?

お千ちゃん「千鶴ちゃん、お久しぶり〜!」

お千ちゃん!?なんで?どうして屯所内に入れたの?お千ちゃんの隣には忍び装束を着た綺麗な女の人が…誰?

お千ちゃん「ああ、彼女は私の連れよ。まあ、護衛役みたいなものだと思ってね」

そんな立派なお嬢さんでしたか…なんで来たの?って言ったら千鶴を迎えに来たって。え、何が?どういう意味って聞いたら

お千ちゃん「まだ状況を理解していないのね。でも、心配しないで。私を信じて?」

だから何が!!おつきの人が時間がないからすぐに出る準備をしろって事情を説明してー。

説明してってお願いしたら順を追って説明してくれるって、良かった。

風間知ってますよねって言われて風間の話になって、風間が鬼だっつったらお千ちゃんも鬼だって。

マジで!?しかも本当の名前は千姫だってでもって隣の綺麗なおつきの人はお千ちゃんの家に代々仕えてる忍びの家の人で角屋の君菊さんだって。マジか。

めんどくさいけど千鶴も鬼で純血だから風間が嫁にしたがってて、

鬼が相手だと新選組でも敵わないから守れる可能性の高い私たちに千鶴を渡せって言ってて、

でもみんなは信用できないし、守れるっていって嫌がってる。

そこで近藤さんが二人で話してこいって。みんな反対してるけど。

お千ちゃんは鈴鹿御前の子孫なんだって。へー。

二人で話すよー。一緒に行こうって提案してくれるけどためらう千鶴。

ここから離れたくない理由でもあるの?って聞かれたからうんって言ったら

お千ちゃん「あらら……。もしかして誰か心に想う人でもいるのかな?」

〔純粋な問いかけだった。からかうような調子は微塵もない。〕

私も正直に答えよう。そう思った。

  いる    いない

平助君でーすっ!千鶴はこんなオープンな子じゃないのでうん、いるよとだけ言ってお千ちゃんはそっかだって。

お千ちゃん「誰なのかまでは聞かないけど、あなたが一人の女として見つけたものがここにはあるんだね」

お千ちゃん「それなら、離れろなんて言えないなぁ」

お千ちゃんいい人だー。可愛いなー。いないって言ったらお千ちゃんと行くのかな…それはないのかなぁ。お千ちゃんルートあってもいいと思うけど。

結局千鶴は残るよー。君菊さんがお千ちゃんにいいのですかって聞いたら千鶴の意志優先だって。お千ちゃん好きだなー。

残ることを決めたらみんなが来てくれた。

最後にお千ちゃんが私はいつでもあなたの味方だからって優しいよお千ちゃん!

もう一回布団に入ったけどまた眠れないなぁって思ってたら戦う音が聞こえてきた。まさか…

島田さん「夜分に失礼します!」

島田さん「鬼たちが屯所に襲撃を仕掛けてきました」

早速かよー…お千ちゃんと友情を確かめあったところなのにこの空気詠み人知らずめ!!by順平

出て行こうとしたら狙いは千鶴だからじっとしてろって言われた。ど、どうしよう……?

  出て行く    じっとしている

平助いないしね。島田さんにみんなのところに行ってくださいって言ったら護衛を命じられたって言った矢先に九寿が!!

千鶴「島田さん、後ろ……っ!」

〔視線の先にあるものを確認しようと、島田さんが振り返った途端……。〕

島田さん「……ぐおっ!?」

〔天霧さんの突き出した拳を胸に受けて、島田さんの巨体が吹き飛んだ。〕

うそん!島田さーん!!しかも柱に叩きつけられたまま動かないって!!これぐらいじゃ死なないよね!?

九寿「おっと、君はこちらです。一緒に来てもらいましょうか」

九寿「本意ではありませんが……これ以上、遊びが過ぎるのも問題でしてね」

さっきお千ちゃんがいつ本気になるかわからないって言ってたけど今!?

抵抗も出来ずに抱き上げられて連れてかれる。たーすーけーてー。

大声を上げようとしたら大人しくしてたらこれ以上人を傷つけることはないって。でも……私はどうしたらいいの……?

  大人しくする    大声を上げる

さっき守ってくれるって言ってたし。…なんか背景変わってるけど叫ばないの?

〔西本願寺を抜けて、大通りに出た瞬間を狙って、私は大声で助けを呼んだ。〕

千鶴「誰か! 誰か来てーっ!!」

ここで叫ぶのか。誰が来んのかな。

平助「おいおい、どうした? 人さらいか!?」

平助!?平助おらんし誰が助けてくれるんでしょーねー。なんてやさぐれて大声を上げるを選択したのに平助!?

ちょっと嬉しさのあまりママのところまで行って熱弁しちゃったよ。

平助君だったら助けてくれる!って千鶴が喜んでる。

平助「お、おまえ……!?なにやってるんだ、こんなとこで」

連れ去られてるんです。助けてください。

千鶴「平助君こそ……!? どうして?」

そんなこと言ってる場合!?

平助「てめえは、池田屋にいたッ……!!」

そして会話が成り立ってない。刀構えてかっこいいけど!めちゃめちゃかっこいいけど!

平助「こんなとこで会えるとは思わなかったぜ。おまえには、借りがあったよな」

かっこいー!

九寿「……何か貸していましたか?」

そうじゃない!わざと!?天然!?

〔あざけったという感じではなかった。覚えていないから、純粋に問いかけた……そんな調子だった。〕

九寿って天然キャラだったんですね。新たなる発見です。

〔けれど、それは平助君の感情を余計に逆撫でする。〕

やっぱムカつくか。

平助「忘れたとは言わせねぇぜ!池田屋でもらった、この額の傷だっ!」

額が出てる絵に傷なかったけどやっぱ傷になってるんだ。

千鶴がいて斬れない平助に千鶴がちょっと無茶をして動いて平助が久寿を斬った。

おかげで脱出出来て平助のところへ行けたよ!

九寿「……人目につき過ぎたようです。今は退いておきましょう」

やたーーー!助かったし平助に会えたしラッキー。

千鶴が隙作ってくれなかったらどうなってたかわかんないって悔しそうにしてる。

平助「やっぱり新選組を出てから、稽古が足りてねぇのかな……なまくらになっちまったみてえだ」

千鶴「平助君……あっちでうまくやれてるの?」

平助「ん……あっちがオレの道だと思って皆と離れたのにさ。新選組に居たときのことばっか考えちまうんだ」

戻ってきてよー。平助いなくて千鶴も寂しがってるよー。

平助「最近じゃあ、伊東さんの考えてることもよくわかんないだよな……」

〔伊藤さんと上手くいかないようなら、新選組に戻ってくればいいのに……。〕

千鶴でさえこんなこと思ってる!!言おうとしたら新選組の人たちがいっぱい来て

平助「やべっ……じゃ、オレ、もう行くわ。送ってやれなくて、ごめんな!」

あー、行っちゃった。千鶴ももう少し話したかったなってなんか素直ですね。


朝ですよー。源さんと山崎さんが話してる。

源さん「島田君の様子はどうなんだい?」

山崎さん「打ち所が悪くて気絶したようですが、怪我は打ち身程度で大したことはありません。今後の隊務にも、特に支障はないでしょう」

良かったー。安心やー。

山崎さん「ああ、島田君が君に謝ってくれと言っていたよ。役に立てず申し訳ない、と」

いい人やー。いい人過ぎるわ島田さん。近藤さんが険しい顔で来た。何?

近藤さん「西本願寺から、これ以上、新選組がここにいるのは困ると言ってきた」

山崎さん「それはつまり、我々にここから出て行けということですか」

近藤さん「いや、さすがにそこまで直接的な物言いではなかったが」

でもそういうことだよね。

山崎さん「それにしても、急な話ですね。まさか……昨日の騒ぎが原因ですか?」

近藤さん「ああ。ここで騒ぎを起こしては困るらしい」

鬼め…移転先の敷地も屯所も全部西本願寺が持ってくれるってすごいな。

源さんがよっぽど出て行って欲しいのですなだって。えー、騒ぎ起こしたのは鬼なのに…

まぁ、素直に受け取っておいた方が良いって、引越しですか。

三ヶ所目の屯所は不動堂村屯所だって。

夏を迎えた頃、新選組は二年と少し過ごした西本願寺を後にしましたとさ。


またしばらく経ったみたいだよー。今日は左之さんと巡察みたいです。

千鶴「……もう冬も近いですね、原田さん」

左之さん「ああ、すっかり風が冷たくなったからな」

左之さん服着なよ…昼だから夜よりマシなんだって。手に息を吐いてたら

左之さん「ひょっとして寒いのか?……なんなら手でも?いでやろうか?」

平助君がいいです…そして一応男の振りしてるはずなんですが。まぁ、千鶴ちゃんが断ってると前から新八っつぁんが来ましたよ。

新八っつぁん「よう、千鶴ちゃん。……っつーか左之。なーに巡察サボって、白昼の大通りで口説いたりしてんだよ」

前々から思ってたけど千鶴が女だってことを隠すつもりあるんだろうか。堂々と千鶴ちゃんってちゃん付けだけど周りに平隊士いないの?

もう平助と一君が御陵衛士に行って半年経つんだって。早いって!しかももう大政奉還しちゃってるし!

近藤さんが直参になるとかでもめた隊士がいるんだって。新八っつぁんも嬉しくないって。

なんか新八っつぁんが先生みたい…授業でやったことを新八っつぁんが教えてくれる…

千鶴「……永倉さんって、実はすごく政治に詳しい人ですか?」

新八っつぁん「ひとつ聞いていいか?……今まで何だと思ってたんだ、俺のこと」

…だって見た目と行動がいかにも筋肉馬鹿っぽかったし。うん。

坂本龍馬が暗殺されたってー。うん、どうでもいい。とか思ってたら犯人に新選組が疑われてるって。現場に新選組の鞘が落ちてたんだって。

千鶴「鞘って……そんなの証拠になるんですか?」

左之さん「どう考えても、単なる言いがかりだろうよ。……で、誰の鞘だって言ってるんだ?」

源さん「……それがなぁ。あんたなんだ、原田君」

源さんの言い方がやたらと面白かった。しかもその後の

沖田さん「なんだ、左之さんが斬ったんだ?僕も呼んで欲しかったなぁ」

も笑えるし。源さんも疑ってないけど世間が信じてくれるかわかんないのが困るって。鞘はここにあるのにね。

沖田さんが山南さんが勝手に動いたんじゃなければ違うって。

最近の山南さんは夜の巡察のやり方もひどくてそういうことに手を染めてないと誰にも言い切れない雰囲気なんだって。

廊下ですれ違う時にこっちを見る目もひどく乾いていてまるで血に飢えてるみたいなんだって。怖いね。

みんなで話してたら土方さんと近藤さんが来た。しかも後ろには斎藤さんが!!何故!?みんなも驚いてるけど

源さん「おや、斎藤君じゃないか、久しぶりだねぇ。御陵衛士のほうはどうしたんだい?」

そんなテンション!?めっちゃ普通に挨拶してるじゃん!

千鶴「そ、そうじゃなくて井上さん!交流禁止のはずの御陵衛士の人がいるなんて、土方さんが許すわけ――」

土方さん「あー、ごちゃごちゃうるせえな。許すもなにも、本日付けで斎藤は新選組に復帰すんだよ」

土方さんが交流禁止って言ったんだからこれぐらい当たり前じゃん!なんでそんな機嫌悪いのさ!

って復活!?なんで?左之さんがうれしいけど伊東派の立場はって

一君「まずそこから訂正を。……俺は元々、伊東派ではない」

そうなの!?あんなに志の元では情けをかけるつもりはないとかいってたのに…一君、演技力(?)あるなー。

近藤さん「斎藤君はな、トシの命を受けて、間者として伊東派に混じっていたんだよ」

なるほどぉ…だからきっぱりしてたんや。でも平助は?

土方さんと斎藤さんの話によると御陵衛士は幕府を失墜させようと羅刹隊の存在を公表しようとしてて、

更には新選組局長近藤さんの暗殺計画を練ってるって。でもって坂本龍馬暗殺をしたのは左之さんって噂を流したのも御陵衛士だって。

公表しないから隊士寄越せって言ったくせに…うぜぇ。

土方さん「伊東甲子太郎……。……羅刹隊を公にするだけでなく、近藤さんの命まで狙ってるときた」

土方さん「残念なことだが、伊東さんには死んでもらうしかないな」

来たぜ、伊東暗殺ー!

土方さん「まず、伊東を近藤さんの別宅に呼び出す。接待には俺も回る」

土方さん「その後、伊東の死体を使って、御陵衛士の連中を呼び出し……斬る」

実行隊は新八っつぁんと左之さんだって。

沖田さん「で、土方さん。僕は誰を斬ればいいんですか?」

土方さん「おめえは寝てろ。変な咳をしやがるし……体調も悪いんだろ」

土方さん「まだ数日は、斎藤もここにいるから相手してもらってろ」

そんな子供みたいな…文句言うんちゃう?

沖田さん「……恨みますよ、土方さん……」

やっぱり…ぼーっとしてたら斎藤さんに肩をたたかれた。

一君「……御陵衛士はこれで終わる。平助を呼び戻すつもりがあるなら、これが最後の機会になるだろう。」

土方さんに平助君はどうするんですかって聞いたら

新八っつぁん「……そりゃあもちろん、助けて……」

土方さん「……刃向かうようなら斬れ」

そんなっ!土方さんはそんな人じゃないって信じてたのに…皐月が土方さんもかっこいいって言ってたから信じてたのに…!うわーん!!

去ってく土方さんに声を荒げてたら近藤さんがそんなわけないって。ふーん。ならいいけどー。

近藤さんが新八っつぁんと左之さんに局長としてじゃなく近藤勇として平助を見逃す。できたら戻るよう説得して欲しいって。

新八っつぁんと左之さんもやってみるって言ってるし良かった。

みんな役割を確認して質問は?って近藤さんが言うから私にはまだ指示が出ていません手伝わせてくださいって言ったら、

汚い仕事だから関わるべきじゃないって。私は――。

  それでも手伝いたい    留守番をする

平助がいるんだから手伝うに決まってるでしょ!手伝いたいって言ったら新八っつぁんと左之さんに止められたけど、

私は新選組の一員だと思ってるから裏の仕事も手伝いたいって言ったら近藤さんが何をしたいか聞いてきた。

私が手伝いたいのは――

  伊東さんの対応    平助君の説得

もちろん平助!伊東さんの対応だと土方さんなのかな。

油小路。御陵衛士を待って身を潜めてたら御陵衛士が来た!平助は!?いた!!

平助「……新八っつぁん。左之さん。それにおまえもか、千鶴……」

声が強くて責められてるみたいで苦しい…平助が呟いて、御陵衛士が怒鳴って、一発の銃声がなった。

御陵衛士も違うみたいで。銃っつったらあいつしか思い浮かばなかったんだけど…

新八っつぁん「おいおい……いったい、どこの馬鹿が撃ちやがった!?」

不知火「どこの馬鹿とはつれねぇなぁ。……よう、人間。遊びに来てやったぜ?」

やっぱり不知火か…しかも九寿もおるし…なんか薩摩の人らいっぱい来て囲まれた。

左之さんと敵に囲まれてるスチル。ちょっ平助ー!

仲間だったみたいだけど口封じってどんどん殺してく。平助は殺さないで!!

九寿「この戦力差、戦うのはお勧めしませんね。……新選組の方には一つ提案があるのですが」

御陵衛士は問答無用で殺すわけね。提案ってもしかしなくても…

九寿「そこにいる――雪村千鶴君を、こちらに預けるつもりはありませんか?そうしていただければ皆さんを見逃しましょう」

あー、やっぱり。まぁ、千鶴が答えるより先に二人が答えたよ。

左之さん「聞くまでもないだろ。奴らの戯言なんて、信用できるか。……平助の冗談のほうが可愛げがあるぜ」

平助の冗談聞きたいなー。そんなん言ってる場合ちゃうけど。平助が反応してる。

〔私の言葉を優しく遮って、互いに笑いあった二人が、一瞬だけ、平助君に笑顔を送ったのは私の錯覚だろうか。〕

だって。平助ー、戻っておいでよー。不知火の命令で薩摩藩が襲ってきた!私は……。

  平助君が気になる    鬼たちと交渉する

だから平助だってば。鬼と交渉って何を交渉すんの?平助君のところに迷わず駆けてった。

平助「千鶴!?なにやってんだよ、この馬鹿!斬られたらどうすんだ!?」

迷ってても心配してくれる平助はやっぱかっこいいなー。

戻ってきてって訴えるけど平助は今更戻れないって。

平助「……やっぱさ、自分の道って、人についてくだけじゃ駄目だったのかもな……」

平助「最近はさ、いつも、新選組にいた時の事ばっか考えてたよ」

こんな状況で死亡フラグ立てるのやめてーー!!!

千鶴「私も……平助君のことをずっと考えてたよ。新選組の皆も、そうだと思う」

平助「……そっか……」

やっと笑ってくれた。

平助「戻りてぇな……。でも、もし新選組に戻ったって、今のオレは、なんのために戦えばいいのかわからねぇけどさ」

なんのためとかどーでもいいから戻ってくればいいのに…

千鶴が御陵衛士に斬られそうになったら平助がかばってくれた!しかも無意識にってすげぇな。

平助「……ごめんな。オレ、御陵衛士失格だ。なんとなくで、ずっとあの人についてきたけど……」

平助「だけど、今この時は思想なんてどうでもいい。佐幕派も、尊王派も、関係ない」

平助「相手が人だろうが、鬼だろうが、関係ない」

平助「……オレが守ってやるよ。おまえを狙う全ての敵から、オレがおまえを守ってやる」

…かっこよすぎやろ!!!そんでまた振り向く感じのスチルかっこええしな!!

ていうかさっきの御陵衛士平助のこと藤堂って呼んでたけど幹部なの?あっさり殺られてたけど。

三人の戦う姿見てたらいつの間にか平助が一人で九寿に戦い挑んでた!

心配するあまり平助の方見てたら千鶴に二人の薩摩藩士が!

殺されると思ったけど生きてて、平助の投げた刀と脇差で二人が死んでて、でも刀も投げたから無手になっちゃって、九寿の攻撃を避けれなくて、

平助「……あ……がは……っ!」

千鶴「いやあああああああ!!!!」

薩摩藩士と鬼二人は去ってったけど平助が!!スチルが出たけど今にも死んじゃいそう!!

新八っつぁんに抱えられてるけど左之さんが傷が深過ぎるって!

平助「……おまえのこと、もっと守ってやりたかったのにな……、へへ、格好……わりぃ……」

かっこいいから!かっこよかったから!!

平助「……大……丈夫、心配……すんな……よ……」

めっちゃ重症じゃん!!どこが大丈夫なの!?平助君は左之さんと新八っつぁんに屯所まで運ばれた。

後にこの事件は油小路の変って呼ばれるようになったって。そんなの今どうでもいいから平助は!?

生き延びる為にあの薬飲んだって。しかも同じ時風間が屯所を襲撃したって。

バカじゃないの?てかバカじゃないの?byゆかりっち

千鶴が嫌がることして好かれるわけないじゃん。何がしたいんだ風間は…

油小路の変から一ヶ月も経ってないって。一君も平助も戻ってきたけど新選組は元に戻らなかったって。

平助が瀕死の重傷を負ったところは一般の隊士も見てたから死んだことになって【羅刹隊】の一員になっちゃったし。

斎藤さんも伊東派についておいて伊東派が不利になったら裏切って新選組に舞い戻ったって陰口叩かれてるらしいし。

本当の事を言ったらやり口が汚いって局長や副長が言われかねないから任務だったことは言わずにしばらく新選組を離れるって。


羅刹隊の部屋に来た。前にいた羅刹の人はほとんど風間に殺されたんだって。

山南さん「何か御用ですか?」

山南さん「見ての通り、羅刹隊は壊滅状態。わざわざ来ても、何もありませんよ」

山南さんの声が冷たい…でもってさっきから音楽が哀しいんだよ!!

平助と話がしたいって言ったら物好きですねって言われた。そんなことないよ!

待ってたら平助が来てくれた。でも二人ともぎこちない。具合はどうか聞いたら怪我は全部治ってるって。

良かったとは言えないから。心の一番近くに置いてあった言葉が、とっさに口をついた。

  そばにいたい    ごめんなさい

ごめんなさいよりはそばにいたいのほうがいいよね。

千鶴「あの……少し、そばにいてもいいかな?」

千鶴「ううん……少しと言わず、迷惑にならない範囲でできるだけそばに居たいんだけど駄目かな!?」

平助「なっ……」

平助「ぷっ……くくっ……。はーっはははははっ!!」

驚いてたのに笑い出した!そんなに変なこと言ってないと思うけど。

千鶴「そ、そんなにおかしいこといった言った?」

平助「いや、悪い悪い。そうじゃないんだ」

お、花咲いた。合っとったみたい。

平助「その気持ちがうれしくて、さ」

だって、よっしゃ!

平助「オレ、自分が生きてるのか死んでるのかももうよくわからない」

平助「でも、生きているのか死んでるのかわからなくても、自分が変わっちまったってことだけは、よくわかるんだ」

平助「怪我はすっかり治ったし、これまでと変わらずに動いていられるんだけど、なんか、お先真っ暗な気もするし……」

平助「すげぇ不安で、色んなことが頭ん中ぐるぐるしてたんだけど、おまえと話したら、元気が出たかも」

千鶴「そうなの?」

平助「ああ、おまえはすごいな。ありがとよ」

千鶴「そんな、お礼を言われるようなことじゃないよ」

千鶴「それに……私だって、平助君にはいつも元気をもらってたから」

平助「そうか?今、オレのもらった分の方が多いんじゃねえかな?」

千鶴「じゃあ……私、そばにいてもいいんだよね?」

平助「ああ、もちろん」

千鶴「よかった……」

千鶴「あ、少しの間だけじゃなくて、迷惑にならない範囲でできるだけ、でいいんだよね?」

平助「オレが迷惑だって思うことはないからな。おまえがそうしたいと思う限り、そばにいてくれよ」

千鶴「いいの?」

平助「ああ。きっとそれで、元気になるのはオレの方だからな」

照れてる平助可愛いー!!千鶴と二人のやりとりは可愛くていいなー。


油小路の変は事情を知らない隊士たちにとっても多少事情を知る隊士にも全てを知る幹部にも大変な事件だったって。

屯所の中が騒がしくてうろうろしてたら邪魔になっちゃいそうで大人しく部屋にいたら山南さんが来たよ!

山南さん「部屋に居てくれましたか。外に出ていたらさすがに探しには行けませんから、良かったです」

なーにー。なんやのー。昼間なのに起きててもいいんですか?って聞いたら

山南さん「ええ。これはまさに天啓。これほどの妙案が思い浮かんでは、ゆっくり寝ていることなどできませんよ」

何か聞きたい?って言われたからなんか怖くて頷いたらあなたは鬼で戦闘力も生命力も人間より遙かに強いって。

それがなんですかって聞いたらその鬼の血も人の血より強い力を持ってるのではないのですかって、羅刹の狂気を完全に抑える力があるかもしれないって。

なんでそんなことが言えるのかって聞いたら長年研究してきた私の考えが間違ってるわけないって。

少なくとも試してみる価値はあるって。んなめちゃくちゃな。

あなたの存在で羅刹隊と新選組の全てを救えるかもしれないって刀構えたーーーー!!

殺すわけじゃなくて血を分けてもらうだけって!本気で言ってて怖い!

土方さん「……何やってんだ、山南さん?」

また土方さんか。助けてー。

山南さん「ああ、土方君、ちょうど良かった。君も手伝ってください」

開き直り!?土方さんは千鶴をかばってくれて山南さんとしゃべってる。山南さんがおかしいよぅ。

総長なのに隊規を破るつもりかって言ったらとりあえず刀をしまってくれた。でも考えておいてくださいって。

俺が許しても近藤さんが許すわけないって、でも平助も羅刹なんだからもう少し考えてほしいって。平助になら血あげるけどなー。

なんで私を守ってくれるんですかって言ったら、省略してー、おまえのことを守ると言って預かったんだから守るって。

お千ちゃんとの約束か。そこまで言ってくれるんなら何か手伝いたいけど大人しくしてたほうがいいのか…「あの……」

  何か手伝いたい    大人しくする

平助羅刹だし迷ったけど、とりま手伝っとこう。何か手伝いたいって言ったら一君に届け物をして欲しいって。

うーん…当たりか外れか…大人しくするが平助以外なら当たりだけどなー。

嬉しくて行ってきます!って言ったら手ぶらでどうするって言われた。書状を届けるんだって。

千鶴が出たら土方さんが山崎さんと島田さんを呼んだ。

土方さん「今、彼女を斎藤の所へ使いにやった。気取られないようについていって、何かあったら守ってやれ」

それって意味ないんじゃ…鬼にあったら一目散に連れて帰ってこいって、そーだねー。

日は暮れたけど無事に着いた。斎藤さんは山口って偽名で宿を取ってるんだって。会ったらおまえが来たのかってちょっと驚かれた。

意外だったけど疑われることなく使いに出せて、どこの回し者でもあるはずのない人間だから道理だって。なるほど。

無事に役目は果たしたし……これからどうしよう。

  すぐに戻る    少し話したい

めちゃめちゃ迷ったけど山崎さんや島田さんもいるわけだし…帰ったけど別に話しても良かったのかなー。

なんか土方さんと話してるだけみたいだし話せば良かったなー。役に立ちたいって土下座したら土方さんのスチルが出た!

うわー!!一君と話せばよかったーーー!!!間違ってないなら簡単に頭下げたりすんなって言われた。まずは茶を入れてくれって。

土方さん「その茶の味に新選組の命運がかかっているからな。うまいやつを頼む」

マジで!?お茶ってそんなに重要!?あー…花咲いた…やっぱ一君にすれば良かった…

王政復古の大号令が下されたってこれからどうなるんだろう。




三章終わったーー!!覚悟はしてたけど長い!数を重ねるごとに長くなってる!

ところで四章って表示されたとき後ろに平助がいたんだけど平助ルートに入れたのかな?だといいなー。

隊士録見たら平助だけ羅刹度ってあるんだけど!!これは上げちゃダメっぽいな…

ようやく三章終わりました(>▽<)

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